無意識のうちに出ている「職業病」。
他人の浮き出た血管に思わず触れたくなってしまったり、医療ドラマに突っ込んでみたり、ナースなら誰でも思い当たる“あるある”についてご紹介していきます。
1:病院に受診した“あるある“
- 問診表が看護記録っぽくなってしまう
- 他の病院システムが気になりすぎて、働く人を凝視してしまう
- 熱があることを「発熱」、せきのことを「咳嗽」と記入
- 職業欄に「看護師」と書くことに毎回悩み、躊躇してしまう
- 体調が悪くても結構無理しがち
- 家族の入院中は、ことごとく薬剤やルートのチェックなどを行う
- 患者であるにも関わらず「お大事にしてください」と言ってしまいそうになる
- どこかに触れたら手洗い、アルコール消毒。目には見えない病原菌と闘っている
2:自宅“あるある”
- どこからともなくナースコールや救急車の音が聞こえる
- 医療ドラマを見ていると、いつの間にか仕事モードに切り替わっている
- 医療ドラマのアセスメントを行っている
- 医療ドラマに対して「こんなのあり得ない!」と突っ込んでいる
- 職場から離れても頭の中で確認作業している
- 職場以外での汚物処理は苦手である
- 職場からの着信におびえる。ほぼ悪い知らせ。
3:仕事”あるある“
- ポケットのあちこちにインクの染みと斜線がいっぱい
- ボールペンの紛失が激しい
- シフトの確認は休日よりも夜勤組む人
- 「血管でないよ」「細いのよ」という患者さんの一言に闘争心がわく
- 採血に失敗したとき「血管が逃げた」「漏れやすい」と言い訳をしがち(患者さん、ごめんなさい)
- 採血や留置針に失敗した後の“血管は相性だよ”という謎の励ましを受ける
- アルコール綿、ボールペン、メモ帳を洗濯したことがある
- 夜勤は「何もありませんように」と常に平和を願う
- マスクで隠すのはすっぴんと表情である
- 夜勤明けの異常な食欲とたたかう
- 連休明けがこわい
- 「今日は落ち着いているね」という禁句は暗黙のルール
4:まとめ
ナースなら誰もが思わず頷いてしまう“あるある”に共感する人は多いはず!
体に染みついた職業病は思わぬところでスイッチが入ってしまいますよね。
ぜひ職場内でも“あるある”について盛り上がってみてくださいね。
~ライタープロフィール~
【マヤ】ナースLab認定ライター
群馬県在住。看護師として働きながら、フリーライター、カメラマン、看護大学教員、介護講師、メディカルマーケティング、看護師ライター育成事業など、幅広く活動中。また、3人の子育て中に転職、復職経験をきっかけに女性のワークライフバランスや新たな働き方について講演、スピーチなどを行う。著書5冊、3児の母。
HP: mayanakazawa-nurse.jimdofree.com
ブログ:https://ameblo.jp/mayanakazawa/
Facebook:https://www.facebook.com/maya.nakazawa.50